今話題の若者メンズにターゲティングした美容室OCEAN TOKYOの中村トメ吉さんのセミナーへ参加。

1時間という短い公演時間だったので、全容は聞けなかったけど、久々のTheカリスマ美容師って感じの方でした。
トメ吉は役名とのこと。

メンズだからカット時間は長くて20分。
この時間内でお客さんに価値と感動を与えられるという絶対的な自信で、今のカット単価は12,000円。
全国から交通費をかけてまで、学生やら20代が切ってもらいにくる。
まさに、熱狂。

ゆとりやらなんやらという大人のくだらない言葉遊びで、レッテル貼られているだけで、若い人たちの動かし方はある。
歯に着せないものの言い方もカッコよく、自信がみなぎる感じ。
ただし、単に勢いだけではなく、その言葉の裏には、緻密なプランや理念などのコアがとてもしっかりしているイメージでした。

調子の良いヤツで、小学校から高校までイジメられていたそうですが、そんなことは気にもせず、ナンパに明け暮れ、1万人以上はナンパしたとか。
まったく知らない人に、目的を達成する為に、ナンパして話しかける。
どういう表情で、どういうスピードで歩いているかで、切り口を変え、短い時間で小さな信頼を得ていったという。

「ナンパに比べれば美容室の接客は簡単です(笑」と。

とてもピュアでまっすぐ、緻密かつ繊細で人生そのものがアーティスティックなトメ吉さん。
カッコイイです。

早速、最近出版された「若手を動かせ」というキャッチーなタイトルの書籍。
ここには、OCEAN TOKYO中村トメ吉さんの歩んできた軌跡が描かれています。

OCEAN TOKYOは髪を売る美容室ではなく、経験と生き様を売る美容室である

中村トメ吉さんは著書の最後に「若者が普通に夢を語れる世界にしたい」とご自身の志を述べています。
つまらない大人の現実的なアドバイスに夢を奪われ、次の世代を担う若者にそんなつまらない人生にしてほしくない。そんなメッセージが著書全体のベースにあります。

起業してたった4年でこれだけ話題の美容室を築き上げてきた裏には、中村トメ吉さんの話し方はいでたちからは想像できないぐらいの緻密さがあり、よくある急成長企業の危うい土台ではなく、しっかりとした土台ができあがっているようです。

その緻密な手法と彼自身のアーティスティックでかつ詩人的とも言えるコンセプト造りが若手スタッフが熱狂し、時には壁にあたり自分自信をどんどん輝かせ、それを見た顧客がカッコよさを見出し、熱狂するという上昇スパイラル状態になっている。

もちろん絵に描いただけのコンセプトではなく、中村トメ吉さんご本人が経験し、会得した厚みのあるコンセプトだからこそ成せる技。

もし、「最近の若者は…」と愚痴をこぼしている自分がいたら、この書籍を読んで欲しいと思います。

世間や時代、誰かのせいにするのは簡単ですからね。